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「コンビニおにぎり」を平気で買う人が知らない残念な真実!
原材料表示に隠された添加物の正体

食品添加物の現状や食生活の危機を訴え、新聞、雑誌
テレビにも取り上げられるなど大きな反響を呼んだ『食品の裏側』
2005年に上梓した安部司氏。
食品添加物のセールスマンが暴露
70万部を突破する大ベストセラーとなり、中国、台湾、韓国でも翻訳出版され
いまもなおロングセラーになっている。

その安部氏が
「平気で『おにぎり』を買う人が知らない残念な真実」
について語る。
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みなさん、「おにぎり」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
私のような昭和の人間は、母親が握ってくれた塩むすびや
梅干しのおにぎりが思い浮かびますが、今の若い人はおにぎりといえば
コンビニやスーパーなどの市販のおにぎりを思い浮かべる人が多いのかもしれません。

当記事は「東洋経済オンライン」(運営:東洋経済新報社)の提供記事です
「『カップ麺の牛乳戻し』子どもの食生活が危機的だ」で
「手作りのおにぎりを初めて食べた5歳の子ども」について書いたところ
大きな反響を呼びました。

その子は、保育園に入園して「温かい手作りのおにぎり」を生まれて初めて食べ
「おにぎりってこんなにおいしいんだね」と感動しているのを
保育士さんが「よかったね」と抱きしめて泣いていたというエピソードです。
いまは「おにぎり=買うもの」という意識の人も増えており
コンビニやスーパーをはじめとした市販のおにぎりは
それほど私たちの生活に入り込んでいますが
そこにはじつは「残念な3つの真実」が隠されているのです。
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ある人が、市販のおにぎり(塩むすび)をお茶漬けにしようと
茶碗に入れてお湯をかけたところ、パーッと油が浮いてきたのにビックリ。
「なぜおにぎりに、油が使われているのですか?」
と、その人は疑問を持って私に聞いてきました。

【残念な真実1】大量の油が使われている
これは「炊飯油」といって、炊くときに油を混ぜ込んで炊くからです。
2つめの残念な真実は、たった1つのおにぎりなのに
じつは「かなり多くの添加物が使われている」ことも少なくない、ということです。

【残念な真実2】添加物が想像以上に使われている
たとえば下記は、「鶏五目ごはんのおにぎり」の原材料表示です。

米(国産)、鶏肉、醤油、人参、ごぼう、タケノコ、シイタケ、醤油たれ、海苔、砂糖
/pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、グリシン、カラメル色素
酵素、香料、酸化防止剤(V.E)
*メーカーによって違いがあります

原材料表示のうち、記号以降の「pH調整剤」以下が添加物です。

「そうなると7種類か……、結構多いな」と思うかもしれませんが
残念ながらそれよりもっとあります。
なぜなら「一括名表示」「キャリーオーバー」があるからです。
「pH調整剤」は食品の変質や変色を防ぐ添加物ですが
「pH調整剤」という1つの物質ではありません。
食品のpHを調整する添加物の「集合体」なのです。
表記は「pH調整剤」1つですが、これには、だいたい5~6種類の添加物が
混ざっていると考えていいと思います。
同様に「香料」も一括名表示です。
こちらはどのぐらい使われているか、商品によって異なるので、ちょっと数はわかりません。

ちなみに近ごろ、「炊き立てのご飯の香り」という香料が開発されたそうです。
コシヒカリタイプと、そうでない一般の米タイプなどがあるそうで
これが実用化されれば、「炊き立てのご飯の香りがする、冷えたおにぎり」
ができるわけです。需要があるかどうかわかりませんが、すごいものができたものです。
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「キャリーオーバー」を知ってますか?
次に「キャリーオーバー」。これは原材料からそのまま持ち込まれる添加物のことです。
原材料に使われていても、最終的な製品に効果がない場合は表示をしなくていいのです。
「鶏五目ご飯のおにぎり」でいえば、原材料のしょうゆに
「保存料」や「着色料」などの添加物が使われているとしましょう
(しょうゆの添加物については『食品の裏側』で詳しく解説し
「『和食が好きな健康志向』の人も知らない深刻盲点」でも指摘しています)。

この場合、しょうゆに使われた添加物は、最終加工品である「鶏五目ごはん」
にまで効果を及ぼしていないと考えられるため
表示をしなくていいということになっているのです。
しかし、少なくとも私が現役のときには、鶏五目ご飯は「鶏五目ご飯の素」を
使って炊きあげられており、この「素」には、かなりいろいろな添加物が入っていました。
それらの添加物も「キャリーオーバー」ということになり
ラベルには記載不要で、結果的にどんなものがどれだけ使われているか
消費者には知るすべがありません。

いずれにせよ、こうした「一括名表示」「キャリーオーバー」を考え合わせると
私の推測では、この「鶏五目ごはんのおにぎり」たった1個でも
のべ20~30種類ほどの添加物が使われていると考えて間違いないと思います。

■つい5.6年前までコンビニおにぎりを食べてた私
身体に悪いと知っていても手軽だからつい買ってしまった
でも知っていただけで理解してなかった
理解すると絶対ムリだと痛感する
食べ続ければ100%間違いなく病気で早死にコース確定だからだ
コンビニはたまーにたまーにゴミシール買うくらいだな
もう数年コンビニの粗悪品は食べてないし近寄りもしない
コンビニ同様ドラッグストアやスーパーもヤバイ

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