


そもそも果物にはタネがないのが当たり前だと思っていませんか?
今回はIN YOUから種なし果物の紹介です。
種の無い作物の安全性は大丈夫なのでしょうか?
ある時にふと「種の無い作物はどうやって作っていうのだろう?」と思いました。
作物は種から育っていきます。
そして成長し、種をつくり、子孫を残し、その命を繋いでいきます。
これは人間も同じです。
しかし、この種無しの作物は
一体どうやって作られているのでしょうか?

どのようにして種無しの作物を作っていくのでしょうか。
ブドウと柿の場合を例にとってみていきましょう。
【種無しブドウの場合】
化学合成農薬に分類される植物ホルモンで処理

種無しブドウは“ジベレリン処理”と言われている作業をします。
なんだか不安な響きですが・・・。
この“ジベレリン”というものは“イネばか苗病”という病気の病菌からみつかった
“植物ホルモン”のひとつで、化学合成農薬に分類されます。
“植物ホルモン”のひとつで、化学合成農薬に分類されます。
処理する時期や作物によって変わってきますが、主に以下のような作用があるとされています。
01.茎や葉を伸ばす(伸長成長促進作用)
02.受精なしに果実を大きくさせる(単為結果)
03.開花を早める(開花促進)
04.休眠中の種子を発芽させる(休眠打破)
この、
01番の“伸長成長促進作用”
と
02番の“単為結実作用”
を利用して種無しのブドウは作られます。
1度目は種無しにするために満開時期前にジベレリン液に浸し
2度目は粒を大きくするために使用します。
2度目は粒を大きくするために使用します。
つまり、ブドウが自然に育って実をつけるわけではなく、
受精させずその作物のホルモンを人為的に調整して実をならせ
そしてそれを人為的に成長させているわけです。
そしてそれを人為的に成長させているわけです。
種無しブドウを作るために、農家さんの手間をかけて使われる
“植物ホルモン”の“ジベレリン”に副作用はないのでしょうか?

調べてみると
エジプトの動物実験でマウスにジベレリンを投与すると
乳腺ガン、肺腺ガンが見られると確認され、警告しています。
エジプトの動物実験でマウスにジベレリンを投与すると
乳腺ガン、肺腺ガンが見られると確認され、警告しています。
とありました。
もともと“ジベレリン”が“病菌”から発見されていることを考えれば納得ができますね。
ちなみに、もともと種のないブドウの品種に
「トンプソンシードレス 」や「フレームシードレス」「ヒムロットシードレス」などがあります。
「トンプソンシードレス 」や「フレームシードレス」「ヒムロットシードレス」などがあります。

全てのブドウが“ジベレリン処理”をされているわけではないので
「この品種は、もともと種があるのかな?ないのかな?」
と意識して選ぶようにするとよいかと思います。

【種無し柿の場合】
X線照射で種をつくる機能をなくす

柿の場合は品種によってかなり異なります。
・次郎柿・・・単為結果性が強いので受粉しなくても実がなる。
・平核無(ひらたねなし)・・・偽単為結果性。受粉するが成長の過程で胚の発育が止まるので種ができない。
・富有柿・・・受粉して実が育ち種ができる。
というのが本来ですが、スーパーでよく見る“富有柿”には“種が無い”です。
と、いうことで調べてみると、柿に関しては詳細が少ないのですが、ブドウと同様に
“ジベレリン処理”が、自然落下の防止が目的のようです。
“ジベレリン処理”が、自然落下の防止が目的のようです。
また、一般に普及しているのかは公にされていませんが、2009年の朝日新聞には、
“種なし富有柿を実現、花粉にX線を照射”
という記事が掲載されています。ここには、
“透過力の弱い軟X線を柿の花粉に照射し、種をつくる機能をなくして授粉する。
軟X線処理した花粉を授粉することで、味や実の大きさなど品種の特長を維持できた。
さらに、寿命が短い花粉を特殊な技術で冷凍保存することにも成功した。
これで農家はいつでも人工授粉できるという。”
ということも書かれています。
柿にX線を照射しているとは驚きの内容です。
このように、
自然の作物を人間が不自然に改良して種を無くしてしまっているのです。
これを人間に置き換えて考えてみると怖いです。
もしこの“ジベレリン”が残留していたら、「全く影響がない」とは言えないかもしれないのです。
可能であれば、オーガニックの作物を選ぶようにしてください。

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