ラウンドアップ 訴訟 バイエル

ドイツの化学大手バイエルは24日、同社の除草剤「ラウンドアップ」の影響で癌になったと訴えられた訴訟で、109億ドル(約1兆1600億円)を支払うことで和解したと発表した。

グリフォサートを主成分とするラウンドアップの発がん性をめぐっては
約12万5000件の訴訟が起こされている。

ニューヨークの法律事務所ワイツ・アンド・ラクセンバーグは、原告約10万人を代表して、和解に至ったとしている。

バイエルは不正行為はなかったと主張しているが、「不安定な状況」を終わらせるため、支払いをするとした。

バイエル (Bayer AG) は、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州レーヴァークーゼンに本部を置く化学工業及び製薬会社(多国籍企業)。 アスピリンやヘロインなどを送り出した世界的な医薬品メーカーである。




世界で最も使われている除草剤
roundup
ラウンドアップは、2018年にバイエルが買収した米モンサントの商品だった。

40年以上前に発売されて以来、世界中で最もよく使われている除草剤となっている。

バイエルがウェブサイトに出した声明によると、同社は96億ドルを訴訟の解決のために支払い、12億5000万ドルを今後の訴訟などに充てることが、和解の条件に含まれているという。

訴訟全体の約4分の1は未解決だとしている。

バイエルのヴェルナー・バウマン社長は、「ラウンドアップをめぐる和解は何より、長期の不安定な状況を終わらせる点で、バイエルにとって適切なタイミングでの適切な行動だ」と述べた。

また、「ラウンドアップはがんの原因にはならず、この訴訟で主張された病気に責任を負うものではない」とのこれまでの主張を繰り返した。

安全性は未決着
ラウンドアップをめぐっては、米カリフォルニアの裁判所が2018年8月、がんとの関連性を認め、多額の損害賠償の支払いを命じた。

訴訟では、ラウンドアップを使っていた原告たちが、ラウンドアップと有効成分グリフォセートのせいで非ホジキンリンパ腫などのがんになったと主張してきた。

グリフォセートは多くの除草剤で使われているが、安全性については科学的な結論は出ていない。グリフォセートを含む除草剤を禁じる国がある一方、使用を認めている国もある。

バイエルはグリフォセートの発がん性を否定している。米環境保護局も、この見解を支持している。

水質汚染と別の除草剤でも
ラウンドアップをめぐる損害賠償とは別に、バイエルは水質汚染に関する訴訟で8億2千万ドルを支払う。現在は使用が禁止されている、毒性のある化学合成物ポリ塩化ビフェーニル(PCB)を使ったことが原因とされた。

同社はさらに、ジカンバを主成分とした除草剤が農作物に被害をもたらしたとの訴えに対し、4億ドルを支払う。ジカンバも現在、アメリカでの使用が禁じられている。
BBC

 
日本ではホームセンターなどで普通に買えてしまう除草剤のラウンドアップ
家を建てたりすると、庭や家周りの雑草対策に使う人が多い。
私も以前、千葉の佐倉で家を建てた時などに使用した覚えがある。

ガーデニングや家庭菜園を計画していたので広い土地を買った。

その時は何も知らなかったとはいえ
今思えばなんて怖いことをしていたんだろうと鳥肌が立つ。






集合住宅に住んでいる人には関係ないかもしれないが
土地を借りて家庭菜園なんかをしているのであれば、雑草は放置でいいい。
自然栽培という自然農法で野菜は育つ。

ただ種には注意が必要だ。



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